最近、3年ぶりぐらいに本屋さんで本を買ってみたのですが、ピケティという経済関連の専門書本を購入してみました。この手の専門書は高価なものが多いですが、だいたい5千円ぐらいだったかと思います。
私が学生の頃、20年ぐらい前までは、アルバイト代を片手に、毎月5万円ぐらいの書籍を本屋でかっていたものです。最近は読む時間も気力もなくなりましたし、読むとしても軽めの本ばかりになっていたのですが、久しぶりに本格的な専門書を買ってみた次第です。
ただ、昔とは違い、本を読む力がかなり衰えました。
以前でしたら、厚めの専門書でも2~3日で読破していたのですが、今では1日5ページ読むのも苦労しています。まず、内容が頭のなかに入ってこないし、読んでいる途中で他のことを考えてしまい、30分も読むことができません。
そういった意味では、集中して読書のできる時期というのは、せいぜい20代前半ぐらいまでで、それ以降に本を読もうとしても、なかなか読めるものではないようです。
大人になってからだと、英語などの語学を習得するのは何かと困難がつきものですが、読書についても同じことがいえるのだろうと思います。そういった意味では、20代に本をたくさん読んでいたことは、ある意味、私の財産だったように思えます。
20代はボロボロだったものの、若い頃に蓄えた知識が功を奏したのか、30代で税率では上位2%以内に入ることができましたので、若い頃に植えておいた種がようやく実ってきたように感じております。
本を読んだとしても、必ずしも富裕層に入ることはできないと思いますが、ボクは若い頃に多数の読書をすることで、いずれは何等かの役にたつものと思っています。
これは若い時期にはなかなか気づくものではありませんが、本をたくさん読むということは、いずれは自分の財産になるものと思います。一方、学歴はまったく関係ないと思ってます。どのような大学であったとしても、その4年間でたくさんの読書をすることをおすすめします。