昨日からふと気になりだした本があるので、また購入しようと考えてます。
グレートギャッツビーという本なのですが、私が学生時代に読んでいたことはあるものの、内容の方はすっかり忘れてしまっており、断片的にしか覚えてません。
なぜ、私が急にグレートギャッツビーに興味を持ち始めたかというと、昨日の夢が原因です。
8年ほど前、好意を寄せていた女性がいたのですが、あれこれあって結局はふられた形で終わってしまったのですが、その人が夢にでてきたのです。
ふられた原因についてですが、当時、派遣労働者だったわたしは、その女性にとって将来性に魅力がなかったのかもしれません。もしくは、ささいな一言が修復不可能な状態にまでなってしまったのかもしれません。いずれにしても、その当時に終了してしまったのです。
ただ、その後、派遣をやめて事業をはじめたのですが、この間ずっと「IT長者にでもなればきっとまたやり直せる」という気持ちをいつも抱えていました。男はみれんが残りやすいといいますが、それは重々承知のうえ、実際に未練があるのだから、あるものはしょうがないのです。
そして、あれから8年が経過した現在、私はIT長者にはほど遠いものの、月収数百万円の高額納税者になりました。ちょっとしたプロ野球選手の年棒ぐらいの稼ぎが今の私にはあります。生活は一変し、欲しかったものは片っ端から買いつくし、身の周りはブランド品ばかり、家具も家電もすべて新品にリニューアルし、豪邸とまではいかないものの、数十万単位の買い物なら特に値段を気にせずに購入できる状態です。
また、昨今のアベノミクスで保有している株価が上昇し、ある程度の資産もできています。でも、私の心が本当に求めているものはそんな贅沢な生活ではなく、その女性とやり直すことなのです。
ただ、8年が経過した現在、突然、電話をかけるわけにもいきません。
もしかしますと、既に結婚して子供もいるかもしれませんし、「俺、金持ちになったからまたやり直そう。」なんて8年ぶりに電話するのも馬鹿げた話です。仮に今、「お小遣いで2千万円ちょうだい。」と言われれば、実際に用意してほいほいあげるはずですが、私にできることは、当時と同じように、その子からの連絡を待つことだけなのです。
ヒルズ族にでもなれば、メディアなどでも注目されるでしょうし、ひょっこり連絡をくれるのではないか、そんなことを時おり考えています。とはいえ、客観的、現実的にみれば、もう二度と会うことはないということは理解しています。
ただ、学生の頃に読んだグレートギャッツビーという本、そのなかの主人公は過去を取り戻せると信じて疑いません。あらゆる手を使い、あきらめることをしないわけです。そんな内容だったことをうっすら覚えているのですが、このあたりが少し気になったもので、また購入して読んでみたいと思ったわけです。