本を処分する際の判断基準

読書好きの方に多いかと思いますが、本棚がいっぱいで入れるところがなくなり、部屋の片隅に積み上げはじめる方がいらっしゃいます。本を大事にされる方にとっては、あれも大事、これも大事ということで捨てられないのでしょうけれども、基本的に、一度読んだ本というのは、ほとんど読み返されることはありません。

個人的には、100回以上、繰り返し読んだ本というのは、ほんの数えるぐらいなもので、ほぼ、99%は読み捨ての形になっています。

そうであるならば、読まない本を本棚に入れておく必要はなく、読んだ端から捨てていくことをおすすめします。捨てるまではいかないにしても、古本屋に出すのが一番いいのではないでしょうか。

私の場合のイメージとしましては、出版後、5年以内であるならば、たいていの本はまた、再購入できるという実感がありますので、一度捨てて、また読みたくなったとしても再度、入手できるわけです。

これが10年、20年と経過すると、なかなか難しいかもしれませんが、ネット上の古本屋で片っ端から検索してみることで何とか手に入るケースも多いです。

ですので、捨てる際に迷うのは、よほどマニアックな本で、なおかつ再度読む可能性が高いものに関しては一応とっておきますが、いわゆるベストセラー本や知名度が高い本に関しては、いつでも入手可能ですので、あまり躊躇せずに処分してしまいます。

ネット上で本を気軽に購入できるようになった今、特に大切に保存しておく必要のある書籍というのは、案外少ないものなのです。