中古本だと送料がかかるから

本という商品は、いってしまえば、情報(information)を購入することになるわけですから、どういう形態であろうと大してかわりはないものと思うのです。
文字情報が紙に掲載されていても、ウェブ上のサイトに掲載されていたとしても、その形態自体に関してどちらであってもかまいません。
読めさえできればそれでいいのです。
そのようなこだわりから、私が本を購入する際には、ハードカバーであろうと文庫本であろうと、できるだけ安く買えるものを選ぶようにしております。

最善なのはPDFのような電子書籍ですが、場所をとらないという利点があるものの、やはり、読む際にはPCを立ち上げなくてはいけないわけですから、便利性という面からいうと、メリットもあればデメリットもあるという感じです。
また、ひとみに優しいという観点からいうと、長時間読んでも疲れないのは、紙媒体でのインフォメーションだろうと思われます。

そのようなわけで、以前として情報の媒体としては紙媒体の書籍関連を購入することが多いのですが、できるだけ安く購入する場合には、やはり中古本がベストチョイスかと思うのです。
新品と比較すると、価格が1割程度というケースもめづらしくはないですし、わりときれいめの本のケースも多いです。
ハードカバーを購入するのと比較すると、中身には変化がないのに、千円以上も高いとなると、中古本が経済的かと思うのです。

けれども、中古本の難点は、送料がかかってしまうから、総じて見るとある程度の価格までいってしまうということもあります。
ハードカバーまでは高くはないものの、新刊を購入する場合は送料が無料になるケースが多いので、価格差がそれほどない場合は、どうせなら、きれいな新品を購入してしまおうかなという気にもなってしまいます。
そのあたりのバランス関連で、あるときは中古本、そしてあるときは新刊本という感じで、ケースバイケースで購入しているのですが、中古本の通販業界にとっては、送料をどこまで下げることができるかが、今後の大きな課題になってきます。